犬に食べさせてはいけない食べ物3つとその理由

犬が食べてはいけないもの

子供が犬を飼いたいというので、まず事故などが起きないように気をつけておかなければいけないことを調べることにしました。しつけのことや予防接種のことなど、あまり良くわかっていないことが多かったのですが、その中で子供がうかつにしてしまいそうなこととして、犬が食べてはいけないものを食べさせるということがありました。

 

人間が好んで食べているものでも、犬にとっては有害であることが結構あるようです。例えば「ネギ」と「チョコ」と「レーズン」は決して犬に食べさせていけない食べ物です。ネギとチョコについては犬を飼っていなくても、なんとなく食べさせてはいけないということは知っていました。ただそれがどうしてかということまでは、詳しく知りません。そこで理由を調べてみると、思ったよりも深刻であるとわかりました。

 

まず長ネギを含めたネギ類には、アリルプロピルジスファイドという物質が含まれています。この成分には血液の中で酸素を運ぶ役割をヘモグロビンを酸化させて赤血球を壊す働きがあるのです。人間の場合にはアリルプロピルジスファイドを分解する事ができる力があるのですが、犬にはありません。血液が酸素を運ぶことが出来なければ体中が酸欠状態になってしまいます。さらに赤血球にはカリウムが含まれており、壊されて血液の中に溶け出すことで高カリウム血症になります。その結果として命を落としてしまう危険性があります。ネギを食べたらすぐに吐き出しておきたいところですが、症状が出るのはおよそ12時間くらい経過してからなので、手遅れになりやすいので気をつけなければいけません。

 

チョコはなぜ危険なのかというとテオブロミンという成分が入っているからです。テオブロミンには大脳興奮作用・呼吸興奮作用があり、異常に興奮した状態が続いてしまいます。その結果として心拍などに異常が出たり、嘔吐や下痢といった症状が出てきます。チョコで中毒になるのは犬の体重が1kgにつきテオブロミンの量が200㎎以上になった時とされています。でも、それが確実に中毒となる量であるのかということでは疑問点があるので、少量でもチョコは食べさせてはいけないということです。もしも中毒になってしまったら、解毒する事ができないので胃洗浄をしたり興奮を抑えるための精神安定剤を投与することになります。

 

そしてレーズンですが、他と違って実は何の成分が危険なのかがわかっていません。しかしレーズンを食べてしまうと、腎不全を起こしてしまうことがわかっているので危険な食べ物であるということだけはわかっておいたほうが良いようです。レーズンは中毒になる量が犬の体重1kgにつき30gとされています。しかし何が危険のかわからないのだからやはり食べさせてはいけない食べ物であると考えたほうが良いでしょう。

 

こうして犬にとって危険な食べ物を並べてみましたが、普通に食べているものばかりです。犬を飼うとなれば、口に入らない場所に保管しておくか、人間が食べるのを我慢するしかないかもしれません。

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